天動する経済学

虚構の経済学から実態の経済学へ

【新型コロナ】緊急事態宣言の出口戦略 経済専門家会議(笑) 発足!

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今回、政府のコロナ対応(特に経済)について色々な突っ込みがありましたが、

そんな政府が緊急事態宣言の『出口戦略』に向かって調整を始めています。

 

尾身会長の申し入れもありこの度、『経済専門家会議』が立ち上がりました。

 

さて、ではその会議のメンバーである『7人の侍』ですが、、

一部ご紹介しましょう

 

1人目: 小林慶一郎・東京財団政策研究所研究主幹 

 

 

東日本大震災の時に復興支援が必要な今、政治的に増税のチャンス!

という趣旨で発言 また財政再建が経済成長率を高めると考えている

 

2人目: 竹森俊平・慶応義塾大学/経済学部教授

経済財政諮問会議のメンバー

消費増税の悪影響はたいしたことはない、延期する必要もなかった

という趣旨で過去に発言し、消費増税を支持し続けています。

また病床削減などをはじめとした『緊縮財政』の急先鋒。

 


3人目: 大竹文雄・大阪大学/社会経済研究所教授

 

過去の提案:『基礎年金を消費税で全額賄おう!消費財は18%だ!』

 

 

4人目: 井深陽子・慶応大学経済学部教授

 

ゼミの主張:財政が圧迫されない医療費の自己負担率を考えなくてはならない

 

残りの3名も典型的な『緊縮財政派』で、消費税や医療費の引き上げを

重視する方々となっております。

 

ところで前代未聞のコロナショックから脱却するためには

『日本の未来を考える勉強会』が提言しているような

消費税0%と真水の景気対策予算100兆円が必要ですが、

この専門家達からそんな結論が出てくることは限りなく0に近いです。

 

予想される経済対策案は以下です。

・コロナ不況の脱却に財政支出は不要(!?)

・消費減税なんかすると財政悪化で経済低迷する(!?)

・経済成長の為に、コロナ増税が必要だ(!?)

・一方、構造改革による規制緩和が必要だ(!?)

・非効率な中小企業が潰れていくのは当然だ(!?)

 

日本オワタが過ぎる…

 

藤井聡先生より参照